実践的英語力養成計画

TOKYO SEITOKU UNIVERSITY JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL [6-year Course]

ENGLISH EDUCATION英語教育

国際社会で活躍するために必要とされる能力は様々ですが、コミュニケーションスキルとしての英語力は、欠かすことのできない基本能力です。そしてこの実践的な英語力は、一朝一夕ではなかなか身につけることができないスキルです。そのため東京成徳では、ネイティブ4人を正規教員とし、学校生活全般を通して「使える英語力」を目標とした「実践的英語力養成計画」を実施しています。また、3年3学期の留学プログラムは、単に英語力向上だけに止まらない素晴らしい成長の機会です。
「英語ができない」では済まされない時代です。是非様々な機会を有効に活用して、高校卒業までに、一定レベル以上の英語力を身につけて、将来への大きなアドヴァンテージを築いて欲しいと願っています。

英語科主任 河村陽介

学期留学を中核とした本校の英語力養成システムなら誰もが実践的な高い英語力を身に着けていいくことができます

本校の英語力育成においては、言うまでもなく3年3学期に実施されるニュージーランドへの学期留学が最も大きな役割を担っています。英語を話さなければならない状況、聞き取らなければならない状況は、飛躍的な英語力の上昇を達成してくれます。
英語科では、この学期留学とそこでの学習に誰もができるだけスムースに入り込み、英語力をはじめとした様々な成長が実現できるよう、入学時から綿密な計画を立てて英語力の育成に努めています。留学時の学校生活やホームステイ先での様々な実践の場で、本校の前期までの英語学習がその時々に蘇り、生きた英語として定着するはずです。
留学後には、大学受験も見据えて「書くこと」や文法にも力を注ぎ、さらに高い英語力を養成していきます。客観的に見てもCEFR A2という目標は、本年度の3年からいよいよ開始される『全員留学を中核とした英語力養成システム』においては、誰もが無理なく到達するはずの最低目標といえるでしょう。

Point-1

明確な目標設定と徹底した目標達成

スキルとしての英語力については、学ぶことに意義があるわけではありません。最終目標は明確に、「聞く」「話す」「読む」「書く」を英語で自由に行えるようになることです。そのために、6年間の各段階に「英検」や「ケンブリッジ英検」等の取得、「語彙習得数」等の具体的目標を定めて、その必達のためにあらゆる努力を傾けていこうと決意しています。
「CEFR A2」という目標は、得意な生徒にとっては決して高い目標ではありませんが、もしここまでの目標を全員が達成できれば、大学受験では驚くほど大きな力となるでしょう。

Point-2

柔軟に進化させるプログラム

実戦的英語力養成計画の本格的始動に当たり、生徒達の習得状況を見ながら、ネイティブ5人を交え英語科全体で、最適と思われるプログラム構成やレッスンの内容を柔軟に進化させていきます。
全員が1学期間留学をする今年度3年生以降は、帰国後には、よりハイレベルで実戦的なレッスンを実施できることは明らかですが、ホームステイによる留学という目標をモチベーションとして、1,2年次からの英語習得も格段に向上していくことを期待しています。

Point-3

意識の壁を取り払う

日本人が外国語を話せない大きな原因の一つが、間違うことへの恥ずかしさにあるといわれています。それに比べて外国人は、少ないボキャブラリーを駆使して日本語でコミュニケートを試みる傾向があり、それが日本語の上達につながっているようです。学期留学の標準化に踏み切った最大の理由もここにありますが、まずは学校内で、他教科の教師も生徒も一緒になって、間違うことを恐れずに英語で会話する習慣を広げていきたいと考えています。この壁を越えられれば、少なくとも日常会話に関してはどんどん上達していくはずです。

Point-4

英語授業を週8時間へ大幅増、5人のネイティブ教員をフル稼働

本校では、ネイティブ教員5人体制を敷いています。これは授業におけるコミュニケーション能力の養成を重視するためと、学校生活全般を通して英会話の機会を増やすとともに、異文化理解を深めていく目的によるものです。さらに一昨年度からは、英語の授業時間を週8時間に増幅しました。単に授業時間を増やしたり、ネイティブとの会話の機会を多くするだけで、実践的な英語力が身に付くとは考えていませんが、量の拡大と質の向上は英語習得のための大前提であり、学期留学という体験が加わったことによって、この環境がさらに生きてくるものと考えています。

[ ESL教員紹介 ]

学校生活の全てを通して英語力を育てていきます

Philip Tregurtha

フィル・トレガーサ

1年担当

●出身国:ニュージーランド●趣味:スポーツ(テニス・ラグビー・サッカー)●この学校の印象:良い設備と頼りになる先生方●教師としてのモットー:If at first you don’t succeed, try and try again(七転び八起き)、Student Centered Learning(生徒主体の学び)

Paul Keady

ポール・キーディ

2年担当

●出身国:イギリス●趣味:ランニング・映画・音楽●この学校の印象:フレンドリーな雰囲気がある●教師としてのモットー:Always be flexible(いつも柔軟に)、Be able to adapt lessons to students‘ needs.(生徒のニーズに合わせて授業対応できるようにする。)

Lucas Sinclair

ルーカス・シンクレア

3年担当

●出身国:カナダ●趣味:サイクリング、言語科学・脳科学・科学などの本を読むこと。●この学校の印象:生徒たちの雰囲気がとてもリラックスしている感じです。●教師としてのモットー:’Embrace ambiguity’ わからないことがあるというのは、学ぶうえで大切なことです。理解が曖昧なところは、疑問になり、その疑問の答えを探そうとすることが、自分の学習目標となります。

Christoffer Larsson

クリストファー・ラーソン

4年担当

●出身国:スウェーデン●趣味:新しいことを試すこと、新しい食べ物を試食すること●この学校の印象:とてもフレンドリーな雰囲気●教師としてのモットー:「Find the fun」楽しいと思うことの方が頭に残るため、自分が楽しいと思う勉強法を見つけてほしい。

Taliesin Mosler

タリエスン・モスラ―

4年担当

●出身国:イギリス●趣味:写真撮影、料理●この学校の印象:生徒が、楽しく先生と話せる居心地のよいところ。●教師としてのモットー:‘Encourage Passion’生徒が、授業以外でも学びの情熱を持てるようになることが、最も重要であると考えています。

10-minute English

毎朝、始業前の10分間を英語力増強のための時間に当てています。標準的には、日常の様々なシチュエーションで交わされる英語によるやりとりを聞き、語感や発音を自然に身に着けていくようにしていますが、生徒の中には、英語のペーパーバックを辞書片手に読み進めたり、大学入試の英語問題に取り組んだりする生徒も目に付くようになってきました。いずれにしても、グローバル教育を実施するようになってから、英語に対する急速な意識の高まりが感じられるようになってきました。

English Camp

生徒10名程度に1名の割合で英語ネイティブ講師が担当し、1日中英語漬けのレッスンをおこなうEnglish Campを毎学期実施しています。1年1学期はデイキャンプ(日帰り)型で、英語での自己紹介・他己紹介、ゲームなどを通じて、実際に英語を使ってコミュニケーションがとれることを体感させることからスタートします。2学期には宿泊型で実施し、プレゼンテーションスキルも伸ばしていきます。次のキャンプまでに身につけたい技能を目標として意識させることができ、日常の英語学習の動機づけを強化する効果もあります。

ケンブリッジ英検の導入

これまで、GTECを英語力検証の指針としていましたが、一昨年度より、国際的に通用し、今最も的確に4技能の能力を見ることができるケンブリッジ英検を中心検定として採用しています。この検定は、ほとんど対策が効かず、レベル的にもかなり高度なものですが、本当の英語力を試すことができるものです。目標としては、留学後にPET(英検準1級~1級程度)のクリアーというかなり高い設定を掲げていますが、これまでの留学経験者の実績からすると、十分可能な目標と考えています。