生徒・保護者の声

私を変えた1学期間留学

生徒たちの声

英語力がつくとともに、生活面でも自立できました。
将来は英語を活かした仕事がしたいと思います。

留学1年後の女子生徒

最初の2週間は日本人の友だちと一緒で心強かったのですが、その後一人でホームステイをするときはとても緊張しました。でもホストファミリーは優しく、特に10歳のシスターが家のことをいろいろ教えてくれたので、すぐ打ち解けることができました。

現地校は留学生が多く、先生方も慣れていて、授業中、「わかる?」と聞いてくれたり、留学生用のプリントをくれるなど手厚くサポートしてくれました。またニュージーランドの友だちだけでなく、韓国、アルゼンチン、ベトナムなどからの留学生とも仲よくなり、手助けし合えたのもよかったです。

友だちと話すとき、なかなか英語で言い表せず、もどかしいこともありましたが、徐々にリスニング力もつき、スムーズに話せるようになりました。食事の支度や洗濯など、生活面でも少しずつ自立できたと思います。留学を経験し、将来は外交官など英語を活かした仕事がしたいと考えるようになりました。さらに力をつけて夢を叶えたいです。

英語でコミュニケーションをとるのは本当に楽しい!
日本で味わえないダイナミックな体験もいっぱいです。

留学1年後の男子生徒

行く前は知らない人の家で過ごすのが不安だったし、英語に興味もありませんでした。でもホストファミリーがとてもいい家族ですごく楽しく過ごさせてもらい、最後は別れるのが寂しくて、「日本に帰りたくない」と思うほどでした。
特に5歳のシスターと8歳のブラザーとは初日から仲よくなって、毎日学校から帰るとずっと一緒に遊び、そのおかげで英語力も一気に上がりました。現地校の友だちもフレンドリーで会うたびに声をかけてくれるし、他国からの留学生とも仲よくなり、どんどん友だちが増えていきました。ニュージーランドは大自然も魅力的です。

休日に友だちと海に行ったり、ファミリーで山に行くなど、日本では味わえないダイナミックな体験もたくさんできました。生活面では何でも自分でやらなければいけない環境で、親のありがたみを実感できたのもよかったです。留学を通じて英語でコミュニケーションをとる楽しさを知り、今はもっと英語力を磨きたいと思っています。

文化の違いを体感し、興味の幅が大きく広がりました。
将来は日本と海外の懸け橋になりたいです。

留学2年後の女子生徒

もともと海外の文化に興味があり、学期留学が入学の決め手でもあったので、行く前からとても楽しみでした。

ホームステイ先は最初がインド人のファミリーで、次がイギリス人のファミリー。どちらの家族も優しくて、楽しく過ごしました。インドの家庭では毎日カレー、イギリスの家庭では毎食、紅茶を飲むなど、食文化の違いも味わえて興味深かったです。現地校は広くてのびのび生活できたし、ニュージーランド人だけでなくスウェーデン人やブラジル人の友だちもできました。驚いたのは体育の授業で、裸足で芝生の上を走り回ったり、水着に着替えてビーチまで歩き、海で泳いだり砂浜でボールで遊ぶこともありました。

留学を楽しめるかどうかは自分の気持ち次第です。積極的に行動してコミュニケーションをとるようにすれば、周りも必ず受け入れてくれるし、経験の幅も広がります。今後も様々な国の文化を知り、将来は日本と海外の懸け橋になれるような仕事がしたいと思っています。

日本文化を語れることがコミュニケーションツールになると実感。
将来、社会で対応できる人間力が身につきました。

留学1年後の男子生徒

ホームステイでは、山の上の牧場のような場所で大自然に囲まれた生活をしたり、海でサーフィンをしたり、工場見学に連れて行ってもらったり、ラグビー選手の集まるパーテイーに参加するなど様々な体験をさせてもらいました。

幼いシスターや飼っている犬と遊ぶのも楽しかったし、自分で掃除や洗濯をして生活力も身につきました。現地校の友だちもとてもフレンドリーで、ぼくは数学の授業で最初に問題が解けたことでみんなに顔を覚えられ、その後は得意なバスケットボールや体育のラグビーなどを通じてどんどん仲が深まりました。またニュージーランドでは日本のアニメが人気だったり、日本の戦国武将を知っている人も多く、それが話のきっかけになることもあって、英語ができること以上に日本文化について楽しく話せることがコミュニケーションのツールになると実感しました。

この留学で、将来、社会に出たとき自信を持って対応できるだけの人間力が身についたと感じています。

保護者の声

貴重な異文化体験を通して
「自主的に動く」姿勢を身に着けました。

4年女子 Tさん保護者 (2016年参加)

娘がニュージーランド留学を決めたのは中3の夏休みでした。行きたい気持ちは以前からあったものの、不安や迷いもありました。でも最終的には行きたい気持ちが勝りました。その後、ニュージーランド演習授業を受けるごとに不安や迷いは薄らいでいったようです。

ニュージーランドヘ発って、はじめの2週間は家族にとってはとても長いものでした。毎日行程表を見ながら、「今は何をしている時間なのかな」などと、娘の顔を思い浮かべることも多かったです。終わってみれば早かった感もありますが、決してあっという間の3ヵ月ではなかったです。この留学で娘はたくさんのことを経験してきました。中でも日本では機会の少ない異文化体験をしたこと、人見知り・引っ込み思案な性格ながら「自主的に動く」を実践できたこと、そして英語が教科ではなく言莱だと感じてきたことは大きかったと思います。

2月からのホストファミリーはオランダからの移民で、家ではオランダ語と英語が飛び交い、食事はオランダ料理でした。おばあちゃんの手料理が毎日楽しみで、たくさん写真におさめていました。ホストファミリーの生活スタイルは初めてのことが多く、戸惑うこともあったようでしたが、積極的な行動を心がけ、家族の一員として過ごすことができたようです。

現地校ではバディを通じてニュージーランド人の考え方やマオリ文化にも触れました。また日本語のクラスで外から見た日本を感じてきました。外国人向けの英語クラスではフィリピン、中国、台湾、トンガ、アフガニスタンなど様々な国のクラスメートができ、国や文化は違っても、外国人どうし共感できることの多さ•楽しさを知りました。ちなみに一番好きだったのはこの英語クラスです。日々の生活の中で、新しい単語や表現を学んだのはもちろんのこと、知っている単語でも「こんな言い方をするんだ」、 「こんなニュアンスで使うんだ」など、机上の英語ではなく、言菓としての英語を体験しました。

留学中はもちろん楽しいことばかりではなく、困ったこと、悩んだこともありましたが、先生方や現地スタッフの方々に助けていただきながら乗り越え、貴重な経験をすることができました。関わってくださった皆様に感謝しています。ありがとうございました。

「自分のことは自分で」を身をもって体験、
リスニングの力も大きく伸びました

4年女子 Hさん保護者(2016年参加)

ニュージーランド学期留学は希望制でしたので、本人が自分の意志で参加したいと思うまでには少し時間がかかりました。

参加を決めた後で本人から聞いたことですが、中学受験のときに東京成徳を勧めた訳は、「ニュージーランドの学期留学体験ができることもあったんだよ」と父親に言われた一言が印象に残っていて、それなら参加してみようと思ったようです。

我が家では留学は初めての事で、親も準備など大変かと思いましたが、出発まで何度か保護者と生徒対象の説明会があり、自宅でその資料をもとにパスポートや費用、足りない荷物の準備などを順序よく進める事ができました。準備が終わるまでは、あれもこれも用意しなくてはと思いましたが、今思うとそれほど大変ではなかった気がします。その他の準備は学校のプログラムのもとでの参加という事で安心しておりました。

留学先では、ホストファミリー、先生、アドバイザーの方、成徳や現地の友人など、様々な人に支えられ助けられて楽しく過ごすことができました。留学前は、自分の部屋の掃除や洗濯もほとんどしていなかった我が子ですが、身の回りのことは自分で責任を持ち取り組まないと、困るのは自分なんだと身をもって体験したようです。また、ホストマザーのお料理の手伝いをしたり、現地の野菜が美味しかったこともあるらしく、栄養を考えながら食事をしていたとの事でした。学校まで片道3 0分歩いていたのが良かったのか、お菓子をたくさん食べても全く体重が変わらなかったことも嬉しかったと話していました。

現地学校の女子校では、生徒たちはあまり周りのことを気にすることなく大らかで、とても過ごし易かったとの感想です。英語は得意な方ではないと思いますが、単語が分からない事があっても言っていることは大体理解することができ、友人との会話には困らなかったようです。実際、帰国後の学校のテストではリスニングの力が特に伸びていました。

学期留学の時期はサマータイムの時期であり、自然も多くとても魅力的な国なので、親の私も是非訪れてみたいと思っていました。留学中は、基本子供と電話などの連絡を取ることはできませんが、学校HPのNZレポートなどで、現地の様子を知ることができたのはとても良かったです。

99%の保護者が、「参加させて良かった!」と回答

Q留学プログラムによって実感された教育効果は?(複数回答)

教育効果の回答

上記のグラフは、2019年4月までの6年間に、本校学期留学プログラムに参加した全生徒の保護者にアンケート調査を行った結果を集計したものです(解答総数253名)。
実施までは、参加を迷っておられたご家庭や、不安を訴えられていた方も少なくありませんでしたが、保護者のほとんど(99%:すごく良かった61.3%、まあ良かった37.9%)が、お子様の帰国後の変化と成長を認め、その教育効果の大きさを実感されています。