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入学式(高等部)

投稿日2021/04/05

4月5日、生憎の空模様の中、高等部の入学式を行いました。

今年度は、新型コロナウィルス感染拡大防止のために午前と午後の2回に分けて行いました。

 

 

 

 

長時間にならないように工夫をして

校歌も音源を「静聴」、入学者の呼名も返事なしという

感染症対策という制約の中で行われた式でした。

 

 

校長先生は

「いろいろな制約の中ではありますが

 皆さんの呼名ができる喜びを感じています。」

と式辞を始め、本校の建学の精神に触れた後に

江戸時代の洋間医学者、中江藤樹の

「徳は孤ならず、必ず隣あり」

「大善は名声をもたらすが、小善は徳をもたらす」

といった言葉を挙げて、毎日の積み重ねを大切にするようにと語りかけ

その後、元プロ野球の松井秀喜さんが恩師から受けたという

「心が変われば行動が変わる

 行動が変われば習慣が変わる

 習慣が変われば人格が変わる

 人格が変われば運命が変わる」

という言葉を引き合いに出して

「皆さんには、心を育てて運命を切り拓いていける若者に育って欲しいと思います。」

と、新入生にエールを送りました。

 

 

 

新入生代表の生徒は、2人とも文「部」両道の実践と行事への積極的な取り組みを目標として挙げ

1人は、3年間を感謝を忘れずに精いっぱい過ごしたい、と

もう1人は、在学中に成人になることに触れて、自分の行動に責任を持ちたい、と

力強く誓いの言葉を読み上げました。

 

入場の時は、マスク越しにも緊張しているのが分かる表情だった新入生諸君ですが

式を終え会場を出るときには、少しほっとしたような表情を浮かべていたのが印象的でした。

 

 

新入生の皆さん

皆さんの長い人生の中の、これからの大事な3年間をともに過ごせることは

私たちにとって大きな喜びであると同時に、責任の重さを改めて思い起こしています。

精一杯過ごす皆さんを精一杯応援します。

中身の濃い時間を共に過ごしましょう。

ご入学おめでとうございます。