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入学式
投稿日2024/04/05
4月5日、晴天には恵まれませんでしたが
雨に降られることなく入学式を挙行することができました。
381名の新しい仲間を迎え入れました。
校長先生は式辞の中で
東京成徳の建学の精神「徳を成す」に触れ
福沢諭吉が「学問のすゝめ」で
正しいことを正しいと判断できることと
その正しいことを実行することは別である
と説いていること
そして、江戸時代の陽明学者、中江藤樹の
大善は名声をもたらし、小善は徳をもたらす
という言葉を引き合いに出し
「学問に励んで何が正しいのかを判断する力を磨き
それを実行することが大事であること
それは大きなことだけを指すのではなく
日々の小さなことでも取り組んでいく事が大切です」
とお話になり
皆さんに期待しますと新入生にエールを送りました。
式の最後に
在校生代表として生徒会長が歓迎の言葉を述べ
それに応えるように新入生の代表生徒が言葉を述べました。
代表生徒は言葉の中で
中学時代にコロナ禍による様々な制限で満足に行えなかった行事等
高校生活で楽しみにしていることをいくつも挙げていました。
そして
本校の五つの教育目標
・おおらかな徳操
・高い知性
・健全なる身体
・勤労の精神
・実行の勇気
のうちの「実行の勇気」に触れ
様々なことに興味を持って取り組みたいと
まさに、校長先生の式辞に呼応するかのような内容を
堂々と読み上げました。
式が終わり退場する新入生の表情には
緊張の中にもホッとした気持ちが表れていたのが印象的でした。
新入生の皆さん、ようこそ東京成徳へ。
本当に心待ちにしていました。
これからの3年間は今までの3年間とは全く違う時間が流れていくと思います。
様々なことに対して他人事にせず自分事として考え取り組んでいってください。
入学おめでとうございます。