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9月の記事でもお伝えした通り

1年生も2年生もこの時期は「職業」にスポットを当てて授業を展開します。

自分を深める学習は、自分とは何かということを考える授業なのですが

自分と言うには、他者の存在が欠かせません。

つまり自分のことを考えるということは、他者とのかかわりについて考えることでもあります。

長い人生における職業を通した社会とのかかわりについて考えることは

この年代の生徒諸君にとってとても意味のあることです

 

職業を選ぶ基準というものはあるのか。

あるとすればどんな基準か。

自分はどんな基準にこだわりたいのか。

仕事をやるといっても、実際に大人たちはどのように自分の仕事と向き合っているのか。

そこには何かこだわりのようなものはあるのか。

それとも、日々淡々と何かをこなしていくの意が仕事というものなのか。

そこに楽しみはあるのか。

楽しみを求めてもいいものなのか。

仕事とはつらいものなのか。

やりがいは持てるのか。

 

高校生にとっては、考えてみたところで何もわかるはずのないことばかりです。

それでも考えてみて、今までそこにはいかなかった意識がそこにいくようになることで

確実に視野が広がるはずです。

 

あと5～6年で職業を選ぶことになる生徒諸君に

そして、知っているのはたくさんの職業の名前だけで

実施にどのようなことをするのかをなんとなくでも知っているのは

お父様やお母様のお仕事や、小さいころからいつも近くにいた先生という仕事くらいだ

という世代の生徒諸君に

できるだけ視野を広げておいてほしいと思っています。

 

お父様やお母様のご自身の仕事に対するこだわりなど

ぜひ、お話になってあげてもらえれば嬉しく思います。

 

自分を深める学習　1年A組、2年S組担当：神田上巳