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2019年9月 1・2年生 2学期の授業(9/17)
2学期が始まり2週間が過ぎました。
今年の9月は授業ができる月曜日が非常に少なく、唯一あった9日が台風で休校になり
残念ながら、まだ1回も自分を深める学習の授業ができていないクラスが数クラスあります。
とは言え、2学期は始まっていますので、他クラスがどのようなことをやっているか
少し紹介しましょう。
1年生は7月に校外学習がありましたので、少しその振り返りをしました。
・自分でご飯を作ることの難しさや、自分が住んでいるところがどれだけ便利で自分が楽できていたのかを知ることができた。
・火の煙で目が痛くなってしまいあまり火起こしに協力できなかった。今まで優雅に暮らしてたけど、限られたもので暮らしていくのは本当に大変なことだと思った。
・私たちは都会に住んでいるので自然と離れているけれど、キャンプでは普段感じられない自然を感じられた。
・自分が住んでいるところよりはるかに暗い。鳥の鳴き声がすごく良い。家で寝れることのありがたさ。虫の数が自分の家と比べてはるかに多い。
など、ほかにもたくさん感想がありました。
「虫が多い」「暗くて不便」「舗装してないから歩きにくい」
「空気がおいしい」「景色がきれい」「小鳥の声で目が覚めた」
どの感想もほとんどが「自然」に関するものでした。
その後、1年生は「職業」という観点から授業を進めています。
2年生も同じく、「職業」という観点で授業を進めています。
職業に就くのはずっと先と思っている高校生諸君ですが
実はあと5~6年で職業を選び就職していく歳なのです。
職業とは長い人生の半分以上を費やすものです。
どんな基準で選べばいいのでしょう。
お給料がもらえればいいのでしょうか。
そのようなことを考えながら、2学期は映像をたくさん視聴します。
高校生が職業を知っているというのは、仕事の内容などではなく単に職業名だけです。
もちろん、授業で紹介すれば業務内容がすべてわかるわけでもありませんが
そういうことをたまには考えながら過ごすこれからの数年間が
これからいろいろな選択肢を持つ生徒諸君の太い背骨を養う手助けになってほしいと思っています。
この記事をお読みのお父様、お母様方が
ご自身の仕事観などをお子様方にお話しになるきっかけにでもなれば幸いです。
自分を深める学習 1年A組、2年S組担当:神田上巳