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2018年9月 1年生 戸隠校外学習の報告(9/7)

投稿日2018/09/07

7月27日~31日、1年生は3班編成・各班2泊3日の行程で信州戸隠への校外学習に行ってきました。この期間、関東では台風の接近に伴い、荒れた天気に見舞われたようでしたが、現地はその影響もなく、全てのプログラムを実施することができました。

その中の一つである暗闇体験(ナイトプログラム)では、月明かりのもとでの実施となりましたが、戸隠の山々を背景とした満天の星空に出会うこともできました。また、仲間と共にテントで過ごしたキャンプ、クラスメイトと火を囲みながら、互いの本音を語り合った「クラスの集い」、自然を感じながらのハイキング、野外での生活に悪戦苦闘する生徒、体力的に厳しさを実感する生徒も見受けられましたが、都会で生活する日常では味わうことのできない貴重な経験を積むことができたのではないかと思っています。

 

 

生徒たちが記録した「ふり返りシート」から、『校外学習を通じて感じた川柳』を一部紹介します。

 

・星空を 見上げて今を 考える

・暗黒に 浮かぶ光の ありがたさ

・森の中 色々な音 奏でてる

・火を見つめ 友とはなし 深め合う

・他者尊重 新たな雰囲気 クラス集い

・木々に空 なにより小さい 私たち

・嫌な虫 帰る頃には 仲間かな

・キャンプでは お互い知れて 親友だ

・ハイキング 先が見えない 絶望感

・ハイキング 達成感が 半端ない

・ハイキング 人と人とを つなぎあう

・一日を 大切に生きる 明日想い

・いつもとは 違う見方が ここにあり

・見つめよう 自然の中で 個の心

 

 

 

 

仲間と共に過ごした3日間でしたが、それぞれの心にそれぞれの経験や記憶が刻み込まれたようです。また、自己を見つめると同時にクラスメイトの内面も見つめることができたのではないでしょうか?

1学期は、高校生活が始まったのとほぼ同時に、毎月様々な行事(体育祭・定期試験・野球応援等)がありました。どれもが『初めて』のことばかりで、期待と不安が交錯した毎日であったかと思いますが、生徒たちはしっかりと自ら参加し、多くの力を注いでくれました。あっという間の1学期でしたが、東京成徳生としての自覚が芽生え、成長を窺うことができた時間でもありました。

この経験を、これからの高校生活に生かしていくのに加えて、自身の未来に繋げていってもらうことを願っています。

 

 

自分を深める学習 1年H,I組担当:石井 英樹(1年学年主任)