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2019年11月 1・2年生 2学期授業内容 (11/21)

投稿日2019/11/21

1年生は2学期の終わりころから3学期にかけて

「自分とは何か」という、いよいよこの授業の核心となる内容に進んでいきます。

職業に関する授業内容の締めくくりに、「モリー先生との火曜日」という映画を視聴します。

 

この映画は、仕事に追われる日々を過ごす主人公が

ふとしたことから大学の恩師が不治の病に侵されていることを知り

十数年ぶりに恩師を訪ねたことから、また交流を深めていく中で

自分の人生を振り返り見直していくというストーリーで

実話が題材になっています。

 

この中に登場する主人公の恩師、モリー先生が

教師という自分の職業の「教える」ということに最期までこだわり

生きる意味を再会したかつての教え子に伝えていく姿を

主人公の目線で表現しています。

保護者の皆様にも、ぜひご覧いただきたい映画です。

 

この映画の視聴を終えたあたりから

この授業の核心である「自分とは何か」という内容に進んでいくのですが

高校生にいきなり「自分とは何だと思うか」と問いかけても

何をどう考えればいいのかもわからない状態ですので

映像を観せたり文章を紹介しながら少しずつ進めていくことになります。

 

 

2年生は、職業に関する内容を終えて

2月に修学旅行で訪れる沖縄について触れます。

修学旅行で沖縄を訪れるということは、平和学習をするということを意味します。

自分を深める学習では「さとうきび畑の唄」というTBSドラマ(2003年放映)を視聴しています。

 

現地ではひめゆりの塔、平和の礎、平和祈念資料館、アブチラガマなどを訪れる予定です。

ドラマ故、当然実際の悲惨さを表し切れてはいないのでしょうが

何も知らずに行くよりは観てから訪れるほうがイメージも沸くだろうと思います。

 

2月に行くためにはその前に観終わらなければなりませんが

授業4回分が必要になります。

冬休みを挟むのでは記憶も薄れてしまうでしょうから

4回連続で視聴できる2学期後半に観ています。

 

自分を深める学習は2年生までですから

2年生の3学期は、自分を深める学習の最後の学期となります。

2年間の集大成としてミッション・ステイトメントというものを作成します。

詳しくは3学期の授業報告でお伝えします。

 

自分を深める学習 1年A組、2年S組担当:神田上巳