東京成徳では現地の高校生と交流しながら英語を学べるプログラムや、世界各地の留学生と交流しながら英語を学べるプログラムを用意しています。現地での日常生活を通して、語学力の向上はもちろん、さまざまな国の文化や習慣を体験することで、他者の価値観を受容する柔軟性や適応力、問題解決能力を培うことを目指しています。世界を幅広い視点で捉えることで自らの可能性を広げ、将来のキャリア形成にも繋げていって欲しいと願っています。
語学力を高める手段として英語検定の受検を必須にしています。3級保持者は準2級を、準2級保持者は2級を、というように、本校在籍中に上位資格を取得することで、海外留学や大学受験への備えにもなります。
DDRに常駐するネイティブとともに英語劇やプレゼンテーションなどの活動を行っていく中で、自然体で英語を操ることができるようになり、自己表現力に磨きがかかります。こうした取組みは海外留学や英語検定・大学入試対策にも役立ちます。
夏休みを利用して2週間を海外で過ごす短期留学。海外の高校に1年間在籍して正規の授業を受ける長期留学。語学力の向上や異文化理解の深化など、国際感覚を培うプログラムは、将来の選択肢を広げる絶好の機会となります。
留学を終えた生徒には、現地で学んだ知識・経験を各自でまとめ、発表する機会があります。世界各地に散らばった渡航先、異なる生活環境の下で得た知見を互いに披露し合う中で、彼らの視野は一層広がります。
一定の条件を満たすことで50を数える提携大学への入学が可能となる制度です。
西オーストラリア大学(149位)・オークランド大学(152位)・アリゾナ州立大学(201-250位)・サセックス大学(201-250位)・カンザス大学(351-400位)〈参考〉慶應義塾大学(601-800位)・早稲田大学(801-1000位)
海外の高校で1年間にわたって正規の授業を受けます。学校生活やホームステイを通して語学力の向上を目指すだけでなく、地域の活動に参加することでリーダーシップや多様性への理解、国際感覚を養います。単位認定制度により現地校で履修した単位を本校の単位として認定、留学期間を含めて本校在学3年間で卒業することが可能です。
●日程:1月下旬~11月下旬 ●渡航先:アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドなど ●宿泊先:ホームステイ ●プログラム:現地校の正規授業 ※保有する英語レベルにより現地校を選定
夏休みに海外で2週間を過ごします。語学研修を主な目的とする留学と、現地の社会的な課題の解決に取り組むプログラムを用意しています。2022~2024年度の3年間で計41名の生徒が参加しました。渡航先は多岐に渡り、異国の文化に触れて日本の良さを知った、英語学習への意欲が高まったなど、参加者は心に残る経験を積んでいます。
●日程: 8月3~17日 ●渡航先:アメリカ・オーストラリア・イギリス・シンガポールなど ●宿泊先:ホームステイ・学生寮 ●プログラム:英語レッスン・特別選択授業・各種アクティビティなど
●日程:8月2~16日 ●渡航先:フィリピン(セブ島)・オーストラリア(ケアンズ) ●宿泊先:ホームステイ・ホテル ●プログラム:英語レッスン・現地校交流・社会体験・各地見学など
2年
堀井 洸祐さん
イクシルプログラム・セブ島
2年
成田 翔さん
EFプログラム・アメリカ
2年
古川 万結さん
EFプログラム・シンガポール
留学プログラムに参加した友人の話を聞き、楽しそうだと思ったのがきっかけです。初めての海外だったので、時差が少なく身近なシンガポールを選びました。
英語力向上と総合型選抜の際にアピールできると考えたからです。サポートが充実していると感じたオーストラリアのプログラムにしました。
野球が好きなのでMBLを観にアメリカに行きたかったのですが、個人旅行はハードルが高いので、まずは学校のプログラムに参加しました。
アメリカは土地が広く日本とのスケール感の違いにまずは圧倒されました。サンディエゴはメキシコに近いため全体的にノリがラテンで、野球場での盛り上がり方もすごかったです。次の機会があれば別の州に行って、アメリカという国の多様性にもっと触れてみたいと思いました。
ヒアリングはもとから得意でしたが、自分の思っていることをそのまま言葉にすることが難しかったです。少しずつ慣れて最終日には伝えたいことが自然と英語で出てきて感動しました。また、現地で新型コロナにかかってしまい、周りの人たちに支えてもらったことも思い出深いです。
学校でいろいろな国からの留学生と打ち解けて友達になれたことが一番の思い出です。また、シンガポールの英語は独特の訛りがあり、普段の授業で聴く英語とは異なるため、最初はまったく聞き取れないほどでした。けれど、同じ「英語」でも国によって変化していることを直接耳にして知ったのはとてもよい経験でした。
初の海外に不安もありましたが、一歩踏み出すことで自分でも驚くほど成長することができ、英語力だけでなく海外の人とのコミュニケーションにも自信がつきました。事前に英会話のレッスンをしておくと安心ですよ。
社会人になると気軽に海外留学はできませんし、高校生だからこその手厚いサポート内容のプログラムで勉強ができるので、絶対におすすめです。海外は日本との気候の違いが大きいので、体調管理はぜひ万全に。
慣れ親しんだ生活とちがう環境に飛び出すことは怖いかもしれませんが、行ってみると意外とすぐに馴染むし楽しめます。自分の人生の糧になることは間違いないので、行くチャンスがあるならぜひ挑戦してみてください。
1年
水澤 太雅さん
イクシルプログラム・セブ島
2年
岡田 興和さん
EFプログラム・シンガポール
1年
的場 海音さん
EFプログラム・アメリカ
英会話教室に通っていて英語はそれなりに話せるつもりでしたが、海外の動画を観ていて、せっかくなら現地に行って、学校生活などを体験してみたいと考えました。
中学の時の英語の先生からカナダの自然の素晴らしさについて聞いていたので、カナダに行ってみたいという憧れを持っていましたが。ただ、今回のプログラムの行き先にはカナダがなかったため、アジア圏でありながら多国籍であることに興味を持ち、シンガポールを選びました。
子どものころから海外が好きで、将来は英語を生かした仕事を目指しているため、まずはこのプログラムで留学を経験したいと思いました。
学校にはいろいろな国から留学生が来ていたのですが、同じ国同士で固まりがちでした。けれど、日本のアニメに興味を持っている留学生が話しかけてくれ、好きな作品の話で盛り上がったり、アクティビティで一緒に出かけたりするうちに壁がなくなったのはとても嬉しかったですね。
シンガポールの観光地が、写真や映像で見る以上にきれいで感動しました。特に有名なマーライオンの像がある広場は気に入って何度も足を運びました。
他の国の留学生とのペアワークでは、最初はお互いぎこちなかったのですが、その子の友達も交えて日本でも人気の海外のオンラインゲームなど共通の話題をきっかけに打ち解けることができました。また、日本は小さい国なので海外ではマイナーな存在だと思っていたのですが、日本のアニメやゲームを知っていたり、日本語や日本文化に興味を持っていたりする人が多くて驚きました。
留学中は授業後のフリーな時間を活用するため、自分で計画を立てて観光名所を巡るなど自分で考えて行動する機会が多かったので、積極性が増したと思います。以前はなんでも人に相談して相手の意見に流されていましたが、まずは自分で考え、自分で決めることが基本になりました。
寮生活だったので、掃除や洗濯といった身の回りのことが自分一人でできるようになりました。同時にいろいろなことをルームメイトと相談して決める必要があったので、話し合ってうまく調整する力もついたと思います。
日本では相手の気持ちを察して言葉にしないことも多いですが、海外では「言葉にしないと伝わらない」が基本のため、自分の意見をしっかり言えるようになりました。
海外に少しでも興味があり、親がOKを出してくれるなら、ぜひ留学をした方がいいと思います。日本ではできない経験がたくさんできますし、海外の友達をつくることもできます。私の場合はアメリカで出会った関西出身の日本人ともすごく仲良くなりました。
たとえばシンガポールはポイ捨てをすると罰金があるなど、海外は日本とは法律やルールがちがうので、基本的な情報は事前に調べておくことをトラブルが回避できます。限られた時間を有効に活用するなら、行きたい場所の下調べも入念にするといいですよ。
留学をしたことで国が違っても同じ人間なんだから、通じ合える部分があると知ることができました。違うのは当然なので、相手と違いに歩み寄る気持ちがあれば、きっといい関係を築くことができると思います。