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避難訓練
投稿日2019/04/19
4月19日木曜日、LHRの時間を利用して春の避難訓練を実施しました。
避難訓練は春と秋に実施しています。
今回は大規模地震が発生して、地震が小康状態のうちに外に避難するという想定の訓練です。
春の避難訓練は、LHRの時間にクラス担任が非常時の行動を説明してから放送の指示で避難します。
生徒たちは指示に従って行動するだけです。
思いの外真剣に取り組むものです。
一番の訓練は、その「指示を出す」部分です。
避難訓練は大人側の訓練だと思って毎回実施しています。
マニュアルは全教職員が把握しています。
毎回その場で指揮を執る先生が決められて、その先生の指示のもとに訓練が行われます。
記録はとりますが、「〇〇分かかったから去年より遅い」などは意識していません。
全体としてうまくいかない部分が出れば、それも訓練ととらえて事後に検討します。
大事なのは訓練がスムーズに進行することではなく
何かが起きた時に先生たちがとっさに対処できるかどうかです。
秋の訓練は週だけ決まっていて、その週のいつ実施されるかは生徒だけでなく先生たちにも知らされません。
本当の抜き打ちで行われます。
折しもこの日は台湾で大きな地震が発生しました。
このような訓練が、訓練だけであってくれればいいのですが
いつ災害が起きるかわかりません。
物理的な備えだけでなく、防災意識も常日頃から高く持ちたいものです。
訓練は副校長先生の講評で終わりましたが
これを読む皆さんのご家庭でも、再度、緊急時にご家族で連絡を取る手段や避難場所
あるいは常備してある防災グッズの確認など
防災に意識を向けるきっかけにして頂ければ幸いです。