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４年ぶりにコロナ渦以前の形で実施となった戸隠校外学習ですが、天候にも恵まれ全班全ての行程を無事行うことができました。 

 

 

最初は野外での調理やテントでの宿泊など、初めてのことばかりで戸惑うことも多かったようですが、仲間とともに過ごした２泊３日の時間は生徒たちにとってかけがえのない時間になったようでした。 

 

 

沈黙の時間の中で五感を通じて自然を感じるナイトプログラム、およそ１０㎞の道のりを仲間と協力しながら歩くハイキング、むき出しの自然の中で過ごした３日間で様々なことを感じた様子が生徒たちの感想からも垣間見られました。 

 

 

東京のような都市での生活は、「理解できるもの」で埋め尽くされています。もちろんそのような社会は安全で、便利で、快適な空間なのかもしれません。しかし、一方で人間が本来もっていたような「感性」や「感覚」といったものがだんだんと劣化しているのではないか、とも感じています。 

「理解する」のではなく「感じる」、今回の校外学習で少しでも何かを感じとってくれたことを願っています。 

 

 

自分を深める学習科：宮崎　亘