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高等部入学式
6月1日、小雨の降る中
令和2年度の高等部入学式が2か月遅れて行われました。
大人数にならないように一度では行わずに新入生を分けて行われました。
参加も新入生と教職員のみという簡素なもので
新入生入場の後、校長先生による入学許可と式辞のみで退場という短時間での式となりました。
校長先生は
「ようやく皆さんの顔を見ることが出来てとても嬉しい。
首を長くして待っていました。」
と式辞の冒頭で新入生を温かい言葉で迎えました。
「休校中に一人で考える時間もあったと思います。
これから考え方が形成されていく若い世代の皆さんには
そういう時間も大切だと思います。」
と語りかけ、元野球選手の松井秀喜さんの恩師である星稜高校の山下監督(当時)の言葉
「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」
イギリス初の女性首相、マーガレット・サッチャーさんの
「考えは言葉となり 言葉は行動となり 行動は習慣となり 習慣は人格となり 人格は運命となる」
と、2つの言葉を出し
「本校の建学の精神である『成徳=徳をなす』も同じです。
徳とは良き心を持ちそれをもとに行動することなのです。
これからの時代で今まで以上に求められることでしょう。
皆さんも、時々立ち止まって、自分のことや世の中のことを考える時間をとってみてください。
最後にもう一度、本当に今日の日を待ち望んでいました。
一緒に頑張っていきましょう。」
と新入生に熱くエールを送りました。
新入生の皆さん
校長先生のおっしゃる通り
私たち一同、本当に今日を待ち望んでいました。
明日からすぐに通常の学校生活が始まるわけではありませんが
今まで遠隔でのホームルームや授業であったものも
少しずつ学校で行われていくようになるでしょう。
しばらくは、新型ウィルスの感染防止に気を遣うことになりますが
これで本当に東京成徳の一員になるのです。
これから3年間、同じ時間を過ごし多くの経験を共有していきましょう。
保護者の皆様
本日を一番待ち望んでいらしたことでしょう。
お子様の晴れ姿を見る機会のない入学式で申し訳ありません。
お子様方は、しっかりとした顔つき、足取りで堂々と入場し
校長先生の式辞をしっかりと受け止めていました。
これからの3年間が、お子様方のかけがえのない3年間となりますよう
教職員一同精一杯お子様方と向き合う所存です。
よろしくお願いいたします。
最後になりました。
本日は本当におめでとうございます。