演劇部
演劇部活動報告(2020年度 城東地区大会)
先月、東京都高等学校演劇連盟城東地区発表会が行われ、本校はAブロック1日目、1校目で出場しました。城東地区全体では34校、Aブロックだけで14校が参加しました。
本校は数年ぶりの参加で、2年生部員作の「より良い日を、」を上演しました。この作品は高校生の葛藤を基盤に、親子のすれ違い、いじめなどを主人公の女子高生が乗り越えていく話です。高校生の今しか書けない、今しか演じられない、そんな作品です。
全部員がはじめての地区大会。また、長い間出場していなかったということで先代から継ぐ知恵や知識もない状態からのスタートは決して簡単なものではありませんでしたが、そんな中でも完走できた事に部員はもちろん、関係者の皆様にも感謝です。
講評は河西裕介様(Straw and Berry)、堀川炎様(世田谷シルク)から頂きました。脚本の構成、シンプルな演出方法、照明の美しさの観点からお褒めの言葉を頂いた一方、台詞のくどさ、演技面などの指摘も受けました。どれも改善すべき点ばかりで、次回の舞台までにそれを意識し、練習していきたいです。
[演劇部 部長 記]
2学期は校内公演、外部公演、演劇講習会など、多数の行事があり忙しいことに加え、この情勢で演劇の練習や発表がしにくい状況でした。私は本校に赴任して3年目になりますが、赴任後初の長編脚本の大会であったので生徒達もかなり苦労をしたと思います。強豪校だらけの中、良く演じ切ってくれたと思うばかりです。
来年度以降の基盤づくりとしてもいい役割を果たしたのではないかと考えております。
次は冬の公演、及び地区大会に向けて、精力的に頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。中学生の体験も随時対応しますので、興味のある方がいれば、是非顧問までお問合せください。
[演劇部 顧問 祐川]