演劇部

2022演劇部活動報告<12月合同練習会・私立中高演劇発表会>

投稿日2023/01/14

<演劇部活動報告①>

12月18日に本校主催で合同練習会を行いました。事前の教室準備・プログラム作成・当日の進行・教室案内や消毒・後片付け全てを顧問の先生方のお力を借りつつも部員達で行い、主催する事の大変さを身をもって知ることができました。今回も新型コロナウイルスの状況下のため教室換気・消毒を徹底して行いました。

 

今回は、他の学校の演劇部と関わることができる数少ない機会でした。劇作りをしていく中で色々な人と関わり、お互いの演技を観たり、感想を言い合うという貴重な体験ができました。当日はほぼ予定通りに進行することができ、他の学校からは「楽しかった」「来てよかった」との声を頂き、本校の部員からは「運営は大変で忙しかったが充実した時間だった」との声が上がりました。

 

今回の行事は私学大会の1週間前で、練習を行いながらの準備となりましたが、当日を無事に終えることが出来ました。これからも部員達で協力して1つ1つの行事に挑み、日々の稽古を大切にしていきます。今後ともよろしくお願いします。

[演劇部 部長 記]

 

 

本校主催での合同練習会は今年で2年目となります。昨年よりも大きな会となった今年は、運営に余裕ができたこともあり、より東京成徳らしさを出せたのではないかと考えております。どんなものをやりたいか、大まかなスケジュール以外はほとんど生徒が考えて行っており、顧問としても一緒に参加している気持で臨むことが出来ました。創作意欲が掻き立てられる、良い会であったと思います。

 

 

来年度も、このような会を開きたいと考えておりますので、興味のある方は是非顧問までお問い合わせください。今後とも東京成徳大学高校演劇部をよろしくお願いいたします。

[演劇部 顧問 祐川]

 

 

 

<演劇部活動報告②>
12月2日、28日に「東京私立中学高等学校演劇発表会」に参加しました。今回が初参加となる今大会で本校は「演出 特別賞」をいただきました。本番前に辞退校も出る中、演者・裏方誰一人欠けることなく公演を行えた事も、このような賞をいただくことができた事も、観に来てくださった皆様や日々応援してくださっている方々のおかげです。心より感謝申し上げます。

 

演目は地区大会同様「目取」を45分に短縮させたものを上演しました。この作品は部員たちで7月から5ヶ月間練習をしてきたものです。通常一つの作品にかける時間は3週間〜1ヶ月程度なので今までにない長期間となりました。前回同様、稽古前に毎回全員で前日の反省会を行い、自分自身および全体の不足部分を日々改善してきました。他の視点から見てみることで自分では気づけないことを知ることができる貴重な機会なので毎回反省会を大切にしてきました。今大会を通して作品について考察をする、セリフ一つひとつの意味を考える、自分の役・お互いの役に向き合う、題材の「死」について考えることをより深めることが出来ました。そして大会後には「今回出場できてよかった」「全力で頑張れた」「思い入れのある作品になった」との声が上がり嬉しく思いました。

 

また、部員同士の仲も、1年生と2年生の仲もより深まったと感じます。2023年も日々の稽古、部員間のコミュニケーション・話し合いを大切に、笑い声の絶えない明るくて楽しい部活動であり続けます。これからも東京成徳演劇部をよろしくお願いします。

[演劇部 部長 記]

 

 

本校演劇部にとって初の出場となったこの私学大会において、演出の特別賞をいただけたことを大変ありがたく思います。もちろん賞を取ることがすべてではありませんが、約半年間「死」という重いテーマの劇を演じ続け、多くの舞台を踏み、そこで実績を残せたことは生徒たちにとって非常に大きな意味を持つと考えています。私自身、今回の『目取』という劇には思い入れが強く、人の心に残る劇を作りたいという思いから、細部にまでこだわり演出をつけました。その中に、生徒たちの思いが加わったことでようやく完成した今回の脚本であり、ようやく作ることが出来た作品であったと思います。ある意味で一つの区切りがつき、次の作品を作るための良い指標になったと思います。

 

今年も多くの作品を創作していくことになると思いますが、より多くの人の心にふれる劇を作ることを目指して誠心誠意臨んでいきたいと思います。私たちは今後も新しいことに挑戦していきます。興味がある方は是非顧問までお問い合わせください。今年も東京成徳大学高校演劇部をよろしくお願いいたします。

 

[演劇部 顧問 祐川]