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2016年12月22日 伸ばすメソッド

磯の観察会 油壷 高校1年生

土曜日の午後行われているサイエンスラボは後期のスケジュールに入りました。
そのまま残った生徒も新しくメンバーに加わった生徒もいます。

前期に行われた「おいしいパンのレシピ」
後期はそれを受けて「発酵」というテーマで始まりました。
5回シリーズで行われる様子を紹介していきます。

 今回は1回目(11月に行われました),「発酵食品について」。

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ここまで,発酵食品についていろいろなアクティビティを通して学んでいきます。
しかしまだ,実験は行われていません。
そして,最後に用意されたものは「糠」でした。

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糠漬けづくり という実験でした。
糠漬け。
そうです。毎日かき回さなくては...
いつのまにか,理科準備室の扉には当番表が貼られていました。
次回のサイエンスラボ。
なんとなく見えてきたような。

サイエンスでは実験は確かに大きな位置を占めています。
そのため,理科の授業はできるだけ実験をするという声は良く聞かれます。
本校では,大きな実験室が3つありますが,日によっては予約がとりにくいことも少なくありません。
実験が重なると理科助手さんは昼食をとる時間もままなりません。

実験は楽しいという声も多くの生徒から聞きます。
しかし,楽しければ良いというものでもありません。
失敗を積み重ねて,最後に一つの発見に至る。
サイエンスには,我慢の積み重ねという一面もあるように思います。
これは,一つのテーマを探究していくことで体験できるように思います。

「発酵」というテーマの5回シリーズ。
次回は「手指の細菌について」というテーマです。
糠漬けはどうなったでしょうか?
まもなくアップいたします。

    

木下 浩

12月22日本日は、終業式です。生物室に集まったサタプロのメンバーは、みんなで作ったぬか漬けを分けました。
それぞれの家で進化をさせてサタプロ「発酵」の最終日にぬか漬けコンテストをしたいと思います。
ぬか漬け経験のある人からいろいろな知恵をお聞きしてください。ぬか漬けがつくるつながりを楽しんで下さい。

大隈 勉