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１年生は校外学習に向けて少しずついろいろなことが決まっていきます。

その一つに、現地で行う「クラスの集い」のテーマ選定があります。

５月に報告したように校外学習は自然豊かな場所で行われます。

 

日が沈み、夕食の片づけも終わった頃、ナイトプログラムが行われます。

ナイトプログラムは「暗闇体験」と「クラスの集い」の２つあります。

 

「暗闇体験」では全員で開けたところに移動して、すべての明かりを消し

何の人工的な明かりや人工的な音のないところにそれぞれが寝転がり３０分を過ごします。

近くに友達がいなくなるように充分に広がって寝転がります。

脱力した状態ですべての五感を開いて全身で自然を感じ取ってもらいます。

 

「クラスの集い」ではクラス全員で焚火を囲んで一つのテーマについて語り合います。

昨年は、「愛とは何か？」とか「なぜ人は仲間を作りたがるのか？」といったテーマがありました。

クラス全員とクラス担任とで語り合う場です。

そのテーマの選定が各クラスで進行しています。

 

 

日々の生活で必要な具体的な何かの方法といったことをテーマにするのではなく

人が生きていく上で不可欠ではあるものの、なかなか日常では考えようとしないこと、

あるいは、当たり前すぎて考える必要があるとは思ってもみなかったこと、

といったテーマを選ぶようにと言われています。

 

さて、１年生諸君は、どのようなテーマを選ぶのでしょうか？

 

自分を深める学習　１年Ｆ、Ｇ組担当：神田上巳